親知らずが生えてくるサインは?
奥の歯ぐきの違和感と痛み【千葉駅】
「一番奥の歯ぐきがむずむずする」「噛むと奥のほうが鈍く痛い」「頬の内側をよく噛むようになった」――千葉駅を利用される方から、乗り換えの合間にこうした違和感の相談をいただくことがあります。親知らずが生えてくるサインなのか、それとも別の原因なのか。奥の歯ぐきの違和感は鏡でも見えにくく、ご自身で判断するのが難しい場所です。
この記事では、親知らずが生えてくるときに出やすいサインを「鏡で見えるもの」「自分で感じるもの」「周りの人が気づくもの」の3つに分けて整理し、そのサインが本当に親知らずによるものなのか、手前の歯や歯ぐき、あごの別の原因と見分ける考え方をお伝えします。最後に、千葉駅で違和感の正体を短時間で確かめる流れをまとめました。生え方の種類や抜くかどうかの話は当院の別の記事に譲り、ここでは「最初のサイン」に絞ります。
親知らずが生えてくるときに出やすいサイン
――見える・感じる・気づかれる
親知らずが歯ぐきに近づき、頭を出し始めるとき、体はいくつかの変化で知らせてくれます。ただ、その変化は静かで、気づかないまま過ぎることも珍しくありません。ここでは、サインを気づき方の違いで3つに分けます。
鏡で見えるサイン
- 一番奥の歯の後ろの歯ぐきが、周りより盛り上がっている
- 盛り上がった歯ぐきの中心に、白っぽい硬いものが透けて見える
- 奥の歯ぐきの一部が赤みを帯びている、または他より色が濃い
- 一番奥の歯の後ろに、小さな歯の頭のようなものがのぞいている
鏡で見えるサインは、口を大きく開けて頬を指で引き、光を当てないと確認しづらい場所に出ます。スマートフォンのカメラで奥を撮影してみると、鏡よりはっきり分かることがあります。
自分で感じるサイン
- 一番奥の歯ぐきがむずむずする、かゆいような感覚がある
- 噛んだときに奥のほうが押されるように鈍く痛む
- 頬の内側を噛みやすくなった、舌で触ると奥に段差がある
- 一番奥に食べ物が引っかかりやすくなった
- 朝起きたとき、奥の歯ぐきに軽い腫れぼったさがある
感じるサインは、ほかの永久歯が生えるときの感覚に似ていますが、親知らずの場合は歯ぐきの下で長く準備をしている分、「むずむずが数週間続いてから頭が出る」というように、時間の幅が広いのが特徴です。
周りの人が気づくサイン
- 片側の頬がわずかにふくらんで見える、と指摘される
- 口が以前より開きにくそうに見える、と言われる
- 口のにおいが気になる、と身近な人から言われる
周りが気づくサインは、生えてくる初期というより、頭が出たあとに歯ぐきがかぶさった状態で汚れがたまり、炎症が始まった段階で出ることが多いものです。ここまで進んでいる場合は、サインというより「対処が必要な状態」に近づいていると考えたほうがよいでしょう。
サインが出る時期の目安
親知らずが顔を出す時期は10代後半以降が中心で、大人になってから出てくる方も少なくありません。ただ、この記事で大切なのは「何歳か」ではなく、上のようなサインが出たときに「それが親知らずかどうかを確かめる」ことです。生える年齢や生えない人がいる理由といった話は、当院の別の記事で詳しく扱っています。
そのサイン、本当に親知らず?
――手前の歯・歯ぐき・あごの別の原因との見分け方
奥の歯ぐきの違和感や痛みは、親知らずだけが原因とは限りません。似たサインを出す原因を知っておくと、慌てずに次の一手を選べます。ここでは、サインごとに考えられる正体と、まず何をすべきかを表に整理します。
| サイン | 親知らずが原因のとき | ほかに考えられる正体 | まずすること |
|---|---|---|---|
| 奥の歯ぐきがむずむず・盛り上がる | 親知らず:頭が歯ぐきに近づいている | 別の正体:手前の歯の歯ぐきの炎症、食べかすの刺激 | 対応:数日様子を見て、続くならレントゲンで確認 |
| 噛むと奥が鈍く痛い | 親知らず:出てきた頭が上の歯や歯ぐきに当たっている | 別の正体:手前の歯の虫歯、噛み合わせの不調 | 対応:しみる痛みなら虫歯を疑い、早めに受診 |
| 頬の内側を噛む | 親知らず:外側に向いた頭が頬を巻き込む | 別の正体:疲れによる頬のたるみ、被せ物の形 | 対応:同じ場所を繰り返し噛むなら受診 |
| 口が開けづらい | 親知らず:周りの炎症が筋肉に及んでいる | 別の正体:顎関節の不調(耳の前の痛みや音を伴う) | 対応:腫れの有無を確認し、時間を置かずに受診 |
手前の歯の虫歯と見分けるポイント
親知らずの手前にある第二大臼歯は、親知らずが接していると後ろ側の面に汚れがたまり、虫歯になりやすい場所です。奥の痛みが「冷たいものや甘いものでしみる」「噛むと一点が痛い」という性質なら、親知らずそのものより手前の歯の虫歯が疑われます。歯ぐきを押して痛い、腫れている、という性質なら親知らずの周囲の炎症の可能性が高まります。ただし両方が同時に起きていることもあるため、最終的には診察で切り分けます。虫歯の初期の見分け方は、別の記事にまとめています。
歯ぐきの炎症へ進むと、サインはどう変わるか
頭が半分出た状態で歯ぐきがかぶさったままになると、その下に汚れがたまり、歯ぐきが腫れて痛む炎症へ進むことがあります。日本歯科医師会の相談コーナーでは、虫歯でなくても親知らずの周りが痛むのは、たまった細菌が感染源となって炎症を起こしている可能性があるとし、ひどくなると頬や首が腫れて口が開かなくなることもあると説明されています(参照:日本歯科医師会「お悩み相談!教えて先生|テーマ:親知らず」 https://www.jda.or.jp/asahiruban/vol49/contents/oshiete.html )。「生えてくるサイン」が「炎症のサイン」に変わる境目は、痛みが一度引いたあとに同じ場所で繰り返すかどうかです。繰り返しが始まったら、様子を見る段階は終わったと考えてください。
あごの症状との見分け方
口の開けづらさや噛んだときの痛みは、顎関節の不調でも起こります。耳の前あたりが痛む、口を開けると音がする、朝に強く感じる、といった特徴があれば、親知らずより顎関節側の可能性が高くなります。日本口腔外科学会は、親知らずが原因で顎の関節に負担がかかり症状が出る場合があることも挙げており(参照:日本口腔外科学会「『親知らず』について」 https://www.jsoms.or.jp/public/soudan/ha/oyashirazu/ )、両者が無関係とも言い切れません。奥の歯ぐきの腫れを伴わない開けづらさは、あご全体を診る視点で確認するのが安心です。
千葉駅で違和感の正体を確かめるには
奥の歯ぐきのサインが親知らずによるものかどうかは、診察とお口全体のレントゲン1枚で見当がつきます。通勤・通学の途中に立ち寄る方に向けて、当院での確認の流れをまとめます。
確認は「正体」→「位置」→「次の一手」の順
最初に、違和感の正体が親知らずなのか、手前の歯や歯ぐき、あごなのかを診察で切り分けます。次にレントゲンで親知らずの位置と向きを確認し、これから出てくる途中なのか、出てきたところで止まっているのかを見ます。そのうえで、経過を見るのか、周囲の清掃や消炎の処置をするのか、別の原因の治療を先にするのかという次の一手をご説明します。サインの確認だけであれば短時間で済み、続きの予定は別の日に組むことができます。
サインに気づいたときのメモが役に立つ
「いつから」「どんなときに」「どのくらい続いたか」をメモしておくと、診察の精度が上がります。むずむずが2週間続いている、噛むと痛むのは夕方だけ、腫れが引いてはまた出る――こうした情報は、生えてくる途中のサインなのか、炎症に変わっているのかを見分ける手がかりになります。スマートフォンで奥を撮った写真があれば、あわせてお見せください。
当院でできること
- JR千葉駅の改札内、ペリエ千葉エキナカの4階にあり、休みの日を設けず診療は夜20時30分まで行っています。乗り換えの合間や帰宅前のご来院に向いています
- 診察とお口全体のレントゲンで、違和感の正体が親知らずかどうかをその場で切り分け、必要に応じて歯科用CTで位置を詳しく確認します
- 生えかけの周囲の清掃や、腫れているときの消炎処置を当日に行えます
- 手前の歯の虫歯や顎関節の不調が原因だった場合も、それぞれの治療につなげてご案内します
- 予約はWEB・LINEから24時間受け付けており、「確認だけ」のご来院も歓迎しています
よくある質問
奥の歯ぐきがむずむずします。親知らずが生えてくるサインでしょうか?
親知らずが生えてくるとき、痛みはどのくらい続きますか?
奥が痛いのですが、親知らずなのか手前の歯の虫歯なのか分かりません。
口が開けづらいのは親知らずのせいですか?
乗り換えの途中で、サインの正体だけ確認してもらうことはできますか?
まとめ|親知らずが生えてくるサインは3つの気づき方で整理し、正体はレントゲンで確かめる
親知らずが生えてくるサインは、鏡で見える歯ぐきの盛り上がりや白い頭、自分で感じるむずむず・鈍い痛み・頬を噛む変化、周りが気づく頬のふくらみや口の開けにくさ、の3つに分けて捉えると見落としにくくなります。ただし、奥の歯ぐきの違和感は手前の歯の虫歯や歯ぐきの炎症、あごの不調でも起こるため、サインだけで親知らずと決めつけることはできません。
痛みが一度引いたあとに同じ場所で繰り返すなら、生えてくるサインから炎症のサインに変わった合図です。千葉駅で奥の歯ぐきの違和感が気になっている方は、正体・位置・次の一手の順に確かめるつもりで、乗り換えの合間に一度お立ち寄りください。
サインを確認するうえでの注意点
注意点
- この記事のサインは一般的な例であり、まったく症状のないまま親知らずが出てくる方も、サインがあっても親知らずではない方もいます
- 奥の歯ぐきの痛みの原因は診察とレントゲンで初めて分かります。市販薬で痛みが引いても、原因の確認は先延ばしにしないでください
- 頬まで腫れる、口が指2本分も開かない、発熱を伴うといった場合は、様子を見ずに受診してください
- 顎関節の不調が疑われる場合は、親知らずの確認とは別に、あご全体の診察が必要になることがあります
- 妊娠中・持病のある方・服薬中の方は、撮影や処置の進め方が変わる場合があります。初回にお知らせください
おおよその費用
違和感の正体を確かめる診察とレントゲン撮影は、通常は健康保険の対象です。3割負担の方なら、初診料と撮影で2千円台から3千円台あたりが1回の一般的な目安で、周囲の清掃や消炎処置を同日に行えばその分が加わります。ここに挙げた金額は保険制度上の一般的な範囲で、当院の掲載額ではありません。
精算は現金のほか、クレジットカードもお選びいただけます。保険診療でも自由診療でも取り扱いは同じです。
記載理由
医療広告ガイドライン(平成30年6月1日施行)の趣旨に従って、奥の歯ぐきの違和感が親知らずのサインかどうか知りたい方が、見分け方・確認の方法・費用を理解し、納得して受診を検討できるように記載しています。
※サインの現れ方や経過には個人差があります。
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監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長 村上 翔 - 私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。奥の歯ぐきの違和感や痛みの原因は親知らず以外にも多く、診察とレントゲンをしなければ特定できません。気になる症状がある場合は自己判断をせず、歯科医院での受診をおすすめします。
患者様の満足度調査を
実施しております。
少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。
日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、 診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、 そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。