親知らずの生え方は何種類?向きと深さで抜歯はどう変わる【千葉駅】

「親知らずが横向きって言われたけど、どういうこと?」「埋まっているのに抜くの?」――千葉駅を利用される方から、ご自身の親知らずの「生え方」についての質問をよくいただきます。同じ親知らずでも、まっすぐ出ている歯と、骨の中で横に寝ている歯とでは、起こりやすいトラブルも、抜歯の大変さも、術後の見通しもまったく違います。親知らずの生え方は何種類あるのか、それを知ることは、抜歯の話を理解する土台になります。

この記事では、生え方を「向き」と「深さ」の2つの目盛りで整理し、組み合わせごとに何が起こりやすく、抜歯がどう変わるのかを表にまとめます。あわせて、上と下で難しさが違う理由と、難しさが分かると何が変わるのかを解説し、最後に千葉駅で自分の生え方を確かめる流れをお伝えします。

親知らずの生え方は
「向き」と「深さ」で見る

横向きに生えた親知らずを赤い丸で示したレントゲン写真|シティデンタルクリニック ペリエ千葉エキナカ

親知らずの生え方は、よく「まっすぐ・斜め・横向き」と説明されますが、実際の診断ではもう一つ、「どのくらい出ているか(深さ)」を組み合わせて見ています。この2つの目盛りをかけ合わせると、ご自身の親知らずがどんな状態なのかがはっきりします。

目盛り1|向き――まっすぐ・斜め・横向き

向きは、親知らずが手前の歯に対してどんな角度で生えているかを表します。まっすぐ(手前の歯と平行)、斜め(手前に傾いている)、横向き(ほぼ水平に寝ている)の3段階が基本です。日本口腔外科学会は、親知らずは退化の傾向が強く生え方の異常を高い頻度で起こし、特に下あごの親知らずは傾いたり半分埋まったりすることが一般的だと説明しています(参照:日本口腔外科学会「歯および歯周疾患」 https://www.jsoms.or.jp/public/disease/setumei/ )。まっすぐ生えるほうがむしろ少数派、というのが実情です。

目盛り2|深さ――出ている・半分埋まっている・完全に埋まっている

深さは、歯の頭がどこまで歯ぐきや骨から出ているかを表します。頭が全部見えている状態、頭の一部だけが歯ぐきから出ている状態、歯ぐきや骨の中に完全に隠れている状態の3段階です。厚生労働省のe-ヘルスネットも、親知らずには傾いていて途中までしか生えない人が多いと記しています(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「親知らず」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/teeth/yh-036.html )。この「途中まで」が、深さの目盛りでいう半分埋まった状態にあたります。

向き×深さの組み合わせで見える「起こりやすいこと」

向き×深さ 起こりやすいこと 抜歯の目安
まっすぐ×全部出ている 起こりやすいこと:上下で噛み合っていれば大きな問題は少ない。磨き残しがあれば虫歯に 抜歯の目安:通常の抜歯に近く、比較的短時間。条件がよければ残す選択も
まっすぐ×半分埋まっている 起こりやすいこと:歯ぐきがかぶさった部分に汚れがたまり、腫れを繰り返しやすい 抜歯の目安:歯ぐきを少し開くことがある。難しさは中程度
斜め×半分埋まっている 起こりやすいこと:手前の歯との間に深いすき間ができ、手前の歯の虫歯や炎症の温床に 抜歯の目安:歯ぐきを開き、骨を少し整えることがある。歯を分けて取り出す場合も
横向き×半分〜完全に埋まっている 起こりやすいこと:手前の歯の根を押す、汚れが入り込んで炎症を繰り返す 抜歯の目安:歯ぐきを開き、骨を削り、歯を分けて取り出すことが多い。難しさは高め
向きを問わず×完全に埋まっている 起こりやすいこと:自覚症状は出にくいが、周囲に袋状の病変ができることがある 抜歯の目安:影響がなければ経過観察も。抜く場合は骨の処置を伴いやすい

日本口腔外科学会は、半分埋まった親知らずは手前の第二大臼歯を不潔にし虫歯を引き起こすため抜歯の対象になるとしています(参照:同上)。表の中で「半分埋まっている」が繰り返し登場するのは、この深さがもっともトラブルを起こしやすいからです。

上と下でなぜ違う?
難しくなる条件と、分かると何が変わるか

下あごの奥歯を赤く強調したパノラマレントゲン画像|シティデンタルクリニック ペリエ千葉エキナカ

下あごの親知らずが手ごわい3つの理由

同じ向き・同じ深さでも、上と下では抜歯の難しさが変わります。理由は主に3つです。1つ目は、下あごの親知らずのほうが斜めや横向きになりやすいこと。2つ目は、下あごの骨のつくりが上あごより密で、歯を取り出す際に骨の処置を要しやすいこと。3つ目は、下あごの中を通る大きな神経の管が親知らずの根の近くにあることです。e-ヘルスネットも、親知らずの根が下あごの神経組織に触れている場合、通常どおりに手術をしても下唇がしびれる可能性があると注意を促しています(参照:同 e-ヘルスネット「親知らず」)。上あごの親知らずは骨がやわらかく、外側に向かって生えていることが多いため、比較的短時間で済むケースが多くなります。

難しさを決めるのは「向き・深さ・根の形・神経との距離」

向きと深さのほかに、根の本数や曲がり方、骨との癒着の程度、そして神経や上あごの空洞(上顎洞)との距離が、難しさを左右します。これらはすべて、レントゲンやCTで初めて見えるものです。「横向きだから難しい」「まっすぐだから簡単」という単純な話ではなく、複数の条件を重ねて総合的に判断します。

難しさが分かると、何が変わるのか

ご自身の親知らずのタイプと難しさが分かると、次のことが具体的になります。

  • 抜歯にかかるおおよその時間の見込みが立ち、予約枠や当日の予定を組みやすくなる
  • 術後の腫れや痛みの出方の見通しがつき、仕事や移動の予定を調整できる
  • CT撮影が必要かどうか、当院で対応できるか、専門機関へのご紹介が適切かの判断ができる
  • 4本のうち、どれから手をつけるか、どれは残せるかの優先順位が見える

「難しいと言われるのが怖くて確認していない」という方もいますが、難しさを知ることは不安を増やすためではなく、準備をして臨むためのものです。

千葉駅で自分の生え方を
確かめるには

モニターのレントゲン画像をペンで指し示して説明する場面|シティデンタルクリニック ペリエ千葉エキナカ

タイプ判定はレントゲン一枚から

向きと深さは、お口全体を一枚に写すレントゲンで確認できます。撮影は短時間で、その日のうちに画像を見ながら「あなたの親知らずはこのタイプ」とお伝えできます。下あごで神経との距離が気になる場合や、根の形が複雑な場合には、歯科用CTを追加して立体的に位置を確認します。千葉駅の改札を出ずに立ち寄れる当院では、乗り換えの合間や帰宅途中に確認だけの受診も可能です。

タイプが分かった後、抜くべきかどうかの考え方や抜歯の進め方は親知らずのトップページに詳しく載せています。抜歯は口腔外科の分野として院内で対応し、難しさによっては高次の医療機関へのご紹介も選択肢に含めています。

当院でできること

  • 年中無休で夜20時30分まで診療。改札内直結のため、通勤・通学の途中で「生え方だけ確認したい」というご来院にも対応しています
  • レントゲンと歯科用CTを院内に備え、向き・深さ・根の形・神経との距離をその場でご説明します
  • 完全個室で画像をお見せしながら、タイプごとの見通しと抜歯の難しさを言葉にしてお伝えします
  • 難易度の高いケースは、無理をせず高次医療機関へのご紹介も含めてご提案します
  • オンライン予約・LINE予約に対応。乗り換え時間に合わせた短時間のご予約も可能です

よくある質問

鏡で見て親知らずがまっすぐに見えれば、簡単に抜けるタイプと考えていいですか?
見えている部分がまっすぐでも、歯ぐきの下で根が曲がっていたり、骨としっかりくっついていたりして、見た目より時間がかかることがあります。逆に見た目は少し斜めでも、根の形が単純で短時間で終わる場合もあります。タイプの判定は、外から見た印象ではなくレントゲンで行うのが確実です。
左右で親知らずの生え方が違うのは普通ですか?
よくあることです。あごの形やスペースの余り方は左右で微妙に異なるため、右は横向き、左はまっすぐというように、同じ人でもタイプが違うことは珍しくありません。そのため、抜歯の要否や難しさも1本ずつ判断します。4本まとめて同じ扱いになるわけではありません。
完全に埋まっている親知らずは、そのままにしておいてもいいのですか?
動く気配がなく、手前の歯や骨に影響が見られなければ、経過観察になることもあります。ただし、埋まっている歯の周りに袋状の病変ができたり、年月をかけて位置が変わったりすることもあるため、定期的にレントゲンで確認する前提での「そのまま」です。放置とは区別してお考えください。
生え方のタイプによって、抜歯の後の腫れ方も変わりますか?
変わる傾向があります。歯ぐきを開いたり骨を削ったりする処置が必要なタイプほど、術後の腫れや痛みが出やすくなります。まっすぐ生えていて処置が小さければ、ほとんど腫れない方もいます。ご自身のタイプが分かれば、術後の見通しもある程度お伝えできます。
生え方を確認したいだけで、抜くつもりはまだありません。それでも受診できますか?
もちろんです。「自分の親知らずがどのタイプか知りたい」というご相談は歓迎しています。お口全体のレントゲンで向きと深さを確認し、今すぐ考えるべきことがあるかどうかをご説明します。千葉駅の改札を出ずに立ち寄れる立地ですので、乗り換えの合間などにご利用ください。

まとめ|親知らずの生え方は「向き×深さ」で見る。タイプが分かれば抜歯の見通しも分かる

親知らずの生え方は何種類あるのか。答えは、まっすぐ・斜め・横向きという「向き」と、出ている・半分埋まっている・完全に埋まっているという「深さ」の組み合わせで見る、です。とりわけ半分埋まった親知らずは汚れがたまりやすく、手前の歯を巻き込みやすいタイプです。下あごは骨が密で神経が近いため、上あごより難しくなる傾向があります。

タイプと難しさは、レントゲンやCTで確認して初めて分かります。千葉駅で親知らずが気になっている方は、抜くかどうかを決める前に、まずご自身の生え方を確かめてみてください。見通しが持てるだけで、その先の判断がずっと楽になります。

生え方の確認・抜歯に関する注意点

注意点

  • 表に示したタイプ別の傾向は一般的な整理であり、実際の難しさは根の形や神経との距離を含めて個別に判断します
  • 生え方はレントゲンやCTで確認して初めて分かります。見た目の印象だけで判断しないでください
  • 処置が大きいタイプほど、抜歯後の腫れ・痛み・出血・開口のしにくさが強く出やすい傾向があります
  • 神経に近い下あごの抜歯では、ごくまれに唇側の感覚が鈍る可能性が指摘されており、CTで距離を確かめてからご説明します
  • 持病・服薬・妊娠の可能性がある方は、撮影や抜歯の前にあらかじめお知らせください

おおよその費用

生え方の確認に必要なレントゲンと診察は保険診療で行うのが通常で、3割負担で初診料と撮影を合わせておよそ2千〜3千円台、CTを加えれば数千円の上乗せというのが一般的な目安です。抜歯そのものの処置代(3割負担)は、頭が出ている歯で数百円台から、骨に埋まった歯で3千円台程度と幅があり、これに再診料や処方が加わります(一般的な目安であり、当院での金額を示すものではありません)。

抜いた後の傷の回復を後押しする自費のオプション(腫れ止め・テルプラグ、それぞれ5,000円・税別)もあり、ご希望の方にのみお使いいただいています。現金だけでなくクレジットカード払いにも対応しています。

記載理由

平成30年6月1日施行の医療広告ガイドラインの趣旨に沿い、親知らずの生え方や抜歯の難しさを知りたい方が、確認の方法・費用・注意点を理解したうえで受診を判断できるように記載しています。

※注意点の現れ方には個人差があります。

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村上 翔
監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長
私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。親知らずの生え方や抜歯の難しさは、レントゲンやCTで確認して初めて判断できます。気になる症状がある場合は自己判断をせず、歯科医院での受診をおすすめします。

患者様の満足度調査を
実施しております。

少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。

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