口腔外科と歯医者で費用は違う?
保険・紹介状・病院の差【千葉駅】
親知らずを抜くことになった、口の中のできものを取ることになった。口腔外科の処置が必要と分かったとき、まず気になるのが「いつもの歯医者より高くなるのでは」「大学病院で受けたら、もっとかかるのでは」というお金のことではないでしょうか。口腔外科とは何か、一般歯科とどう役割を分けているかについては、口腔外科と一般歯科の違いを解説した記事でご紹介しています。
この記事はその続きとして、口腔外科と歯医者で費用は違うのかをお金の面から整理します。先にお伝えすると、同じ処置であれば、歯科医院で受けても病院で受けても、健康保険の点数の決まり方は共通です。費用が変わるのは「どこで受けるか」そのものより、紹介状の有無、入院や全身麻酔の有無など、受け方の条件が変わるときです。千葉駅で通勤や乗り換えの合間に受診を考えている方が、見通しを立てる手がかりにしていただければと思います。口腔外科の診療内容は口腔外科のページにまとめています。
同じ処置なら
保険の点数の考え方は共通
健康保険で受ける診療の料金は、国が定めた点数表にもとづいて計算されます。抜歯なら抜歯の、レントゲンならレントゲンの点数が決まっており、1点は10円として合計されます。窓口でお支払いいただくのは、その合計額に保険証で示された負担割合(多くの方は3割、年齢や所得によって1割・2割)をかけた額です。
この仕組みは、街の歯科医院でも大学病院の歯科口腔外科でも同じです。「口腔外科」という名前の場所で受けたから点数が上がる、ということは基本的にありません。
窓口の額を左右する3つのこと
- どの検査を行ったか(レントゲンだけか、CTも撮ったか、組織の検査を行ったか)
- どの処置を行ったか(普通の抜歯か、骨を削って取り出す抜歯か、できものの切除か)
- 何回通ったか(処置の日に加え、消毒や抜糸、結果説明の日)
「口腔外科は高い」と感じやすい理由
それでも口腔外科の受診で「いつもより高かった」と感じることがあるのは、外科処置では、点数のかかる行が一度に増えやすいからです。普段の虫歯の治療と比べると、次のような違いがあります。
| 費用の内訳 | 普段の歯の治療で多い形 | 口腔外科の処置で加わりやすいもの |
|---|---|---|
| 画像検査 | 普段:小さなレントゲン1〜2枚 | 口腔外科:顎全体のレントゲンや歯科用CT |
| 処置 | 普段:削る・詰めるなど | 口腔外科:歯ぐきを開く、骨を削る、縫い合わせる |
| お薬 | 普段:処方がないことも多い | 口腔外科:痛み止め・化膿止め・うがい薬 |
| そのほかの検査 | 普段:特になし | 口腔外科:取り出した組織を顕微鏡で調べる検査 |
| 通院の回数 | 普段:治療の続きとして通う | 口腔外科:消毒・抜糸・結果説明で数回 |
つまり、費用の差は「歯医者か口腔外科か」という看板の差ではなく、「何をどこまで行うか」という中身の差から生まれます。同じ親知らずの抜歯でも、まっすぐ生えている歯と骨に埋まった歯では、行う処置が違うため点数も変わります。親知らずの生え方による違いは、次の記事でご紹介しています。
費用が変わるのは
「どこで・どこまで行うか」が変わるとき
点数の決まり方が共通でも、受ける場所や形によって、保険の点数とは別の費用がかかったり、費用の構成そのものが変わったりする場面があります。代表的なものを3つ取り上げます。
紹介状を持たずに大きな病院を受診するとき
一定規模以上の病院では、紹介状を持たずに外来を受診すると、保険の自己負担とは別に「特別の料金」がかかります。厚生労働省の資料では、令和4年10月1日からの金額として、歯科の初診で「5,000円以上」、再診で「1,900円以上」が示されています。対象は「特定機能病院」「一般病床200床以上の地域医療支援病院」「一般病床200床以上の紹介受診重点医療機関」とされています(参照:厚生労働省 資料「制度の内容(令和4年10月1日からの見直し内容)」 https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000963828.pdf )。
大学病院の口腔外科で受けたい処置があっても、まず身近な歯科医院で診察を受け、必要と判断されたときに紹介状を持って行くほうが、費用の面でも、病院での待ち時間の面でも負担を抑えやすくなります。
紹介状を持って病院へ行くとき
紹介状を作成する歯科医院では、紹介状の作成にあたる費用が保険の点数として加わります。その代わり、紹介状を持って受診すれば、先ほどの特別の料金はかかりません。また、紹介状に画像や経過が添えてあれば、病院で同じ検査を一からやり直す必要が減ることもあります。
入院や全身麻酔を伴うとき
骨に深く埋まった歯を複数まとめて抜く、大きな病変を取り除くといった処置を、病院で入院して全身麻酔のもとで行う場合は、処置の点数に加えて、麻酔や入院の費用、入院中の食事代などがかかります。費用の構成が外来とは大きく変わるため、病院で事前に見積もりの説明を受けるのが一般的です。入院の日数は処置の内容や回復の具合で変わるので、見積もりの前提になっている日数もあわせて聞いておくと安心です。
医療費が高額になった場合は、健康保険の高額療養費制度によって、1か月の自己負担に所得に応じた上限が設けられています。手続きはご加入の健康保険で行います。
保険の対象外になりやすいもの
- 見た目を整えることだけを目的にした処置
- 抜歯のあとに選ぶインプラントや、保険外の材料を使った被せ物
- 症状のない状態で受ける、予防や確認のためだけの検査の一部
千葉駅で費用の見通しを
確かめてから受診するには
口腔外科の費用は、診察と画像検査をしてみないと決まらない部分が大きいものです。だからこそ、処置に入る前に「今日は何をして、次に何が必要になりそうか」を確かめられる場所で受診することが、見通しを立てる近道になります。千葉市内にお住まいの方はもちろん、千葉駅を通勤で使っている方も、乗り換えの合間に相談だけでもお立ち寄りください。
受診の前に用意しておくと安心なもの
- 保険証(マイナ保険証を含む)。負担割合はここで確かめられます
- ほかの医院からの紹介状や、以前撮った画像があればその写し
- お薬手帳。服用中のお薬によっては、処置の方法や日程が変わります
- 今月すでにかかった医療費の領収書。高額になりそうなときの確認に役立ちます
通院の回ごとに、主にかかる項目
口腔外科の処置は、1回で終わらず数回に分かれることが多いため、「1回ごとに何の費用がかかるか」を知っておくと、合計の見通しが立てやすくなります。できものの切除や埋まった歯の抜歯を例にすると、おおむね次のような流れです。
- 1回目(診察と検査):初診の料金と、レントゲンや歯科用CTなどの画像検査が中心
- 2回目(処置の日):麻酔と処置そのもの、痛み止めなどのお薬。組織を調べる場合はその検査も加わる
- 3回目(消毒):傷の確認と消毒が中心で、比較的小さな額になることが多い
- 4回目(抜糸・結果の説明):抜糸と、検査結果のご説明
窓口の額がいちばん大きくなりやすいのは、処置を行う2回目です。初診の日に処置まで進むこともありますが、画像で確かめてから日を改めて行うほうが、費用の内訳と予定を落ち着いて確認できます。なお、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合は、確定申告で医療費控除の対象になることがありますので、領収書は保管しておいてください。
お金以外の「負担」も考えに入れる
通院にかかる時間や、仕事を休む日数も、実際には費用と同じくらい大切な要素です。遠くの病院に何度も通うより、通勤の途中に寄れる医院で処置と経過確認を受けられれば、その分の負担は軽くなります。院内で難しい処置であれば病院をご紹介しますが、その場合も、紹介前の検査や処置後の経過確認は当院で受けていただけるよう調整します。
当院でできること
- 千葉駅の改札内から直結で、年中無休・夜20時30分まで受け付けています。消毒や抜糸の短い通院も、乗り換えの前後に組み込めます
- 歯科用CTを院内に備えているため、別の施設へ撮影に行く手間と時間を省けます
- 検査や処置を追加するときは、その目的とおおよその費用をお伝えしてから進めます
- 病院の口腔外科が適していると判断した場合は、画像を添えた紹介状をお渡しします
- 完全個室の診療室で、お金のことも気兼ねなくご質問いただけます。ご予約はWEB・LINEから24時間可能です
よくある質問
口腔外科の処置は、普段の虫歯の治療より高くなりますか?
紹介状を書いてもらうのに、お金はかかりますか?
大学病院で親知らずを抜くと、街の歯医者より費用は高くなりますか?
入院して手術を受けることになった場合、負担に上限はありますか?
費用が心配です。処置の前に金額の目安を聞けますか?
まとめ|口腔外科と歯医者の費用は
「場所」より「中身と受け方」で変わる
口腔外科と歯医者で費用が違うのかという問いに対しては、同じ処置なら保険の点数の決まり方は共通、というのが基本の答えです。窓口の額を動かすのは、行う検査と処置の中身、通院の回数です。そこに、紹介状なしで大きな病院を受診したときの特別の料金や、入院・全身麻酔に伴う費用といった「受け方の違い」が加わります。まず身近な歯科医院で診察を受け、必要なときに紹介状を持って病院へ、という順番が、費用と時間の両面で負担を抑えやすい進め方です。
千葉駅で口腔外科の処置を考えている方は、まず診察と検査で、処置の中身と費用の見通しを確かめるところからご相談ください。
費用の見通しを立てるうえでの注意点
注意点
- この記事でご紹介した費用の考え方は一般的なもので、実際のお支払い額は検査や処置の内容、負担割合によって異なります
- 特別の料金の金額や対象となる病院は制度の見直しで変わることがあるため、受診先の病院でご確認ください
- 画像検査の結果によっては、当初の予定より処置が大きくなり、費用や通院回数が増えることがあります
- 処置の内容によっては、術後の腫れや痛みが長引いて、予定より通院の回数が増える場合があります
- 院内で行えない処置は病院をご紹介するため、病院での費用は病院の説明に従ってください
おおよその費用
当院で行う口腔外科の診察・検査・処置は、治療を目的とするものであれば健康保険が使えます。お支払いいただく額は、行った検査と処置の点数を合計し、負担割合をかけて計算されます。何をどこまで行うかは診察と画像検査のあとに決まるため、一律の金額は当サイトには掲載しておりませんが、処置に進む前に内容と目安をご説明します。保険の対象外となる治療の料金は、それぞれの治療のページでご確認いただけます。
精算方法は、現金とクレジットカードからお選びください。
記載理由
医療広告ガイドライン(平成30年6月1日施行)の考え方に基づいて、口腔外科と歯医者の費用の違いを調べている方が、保険の仕組みと費用が変わる条件、注意点を知ったうえで受診先を判断できるようご案内しています。
※検査や処置の内容、通院回数には個人差があります。
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監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長 村上 翔 - 私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。窓口でお支払いいただく額は、行う検査や処置、保険の負担割合によって変わります。費用について不安な点は、受診の際に遠慮なくお尋ねください。
患者様の満足度調査を
実施しております。
少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。
日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、 診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、 そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。