インプラントができない人は?骨・持病・年齢・喫煙の条件【千葉駅】
「自分はインプラントができる体なのだろうか」――千葉駅を使う通勤・通学の方から、受診の前にこう尋ねられることがあります。持病がある、骨が少ないと言われた、タバコを吸っている、年齢が気になる。理由はさまざまですが、共通しているのは「調べても、できる・できないの線がどこにあるのか分からない」という戸惑いです。実はインプラントができない人と、そうでない人の間には、はっきりした一本の線があるわけではありません。
この記事では、インプラントの適応を左右する5つの条件――顎の骨、全身の状態、年齢、喫煙、歯周病――を、「原則としてできない」「条件付きでできる」「できる」の3段階で整理します。そのうえで、条件付きの人が治療に向けて何を整えていくのかを解説し、最後に千葉駅で「自分は対象か」を確かめる流れをご紹介します。
「できない」と「条件付き」は違う
――5つの条件を3段階で見る
まず知っておきたいのは、インプラントの適応は「白か黒か」ではなく、グラデーションだということです。日本口腔インプラント学会は、循環器系や呼吸器系の疾患、糖尿病がある場合には注意が必要で、骨不足や喫煙も問題になると整理しています(参照:日本口腔インプラント学会「よくあるご質問」 https://www.shika-implant.org/min-implant/faq/ )。ここで使われているのは「できない」ではなく「注意が必要」「問題になる」という言葉で、多くの条件は「整えれば進める」余地を残しています。5つの条件を3段階に並べると、次のようになります。
| 条件 | 原則としてできない・見送る | 条件付きでできる | できる |
|---|---|---|---|
| 1. 顎の骨 | 見送る:骨を増やす処置をしても土台が確保できないと判断される場合 | 条件付き:高さや幅が足りないが、骨を増やす処置で補える見込みがある | できる:埋める場所に十分な高さ・幅・硬さがある |
| 2. 全身の状態 | 見送る:持病のコントロールが不十分、特定の薬の影響が大きい、主治医が外科処置を認めない | 条件付き:持病があるが安定しており、主治医と連携して進められる | できる:外科処置に支障となる持病・服薬がない |
| 3. 年齢 | 見送る:顎の骨の成長が終わっていない年代 | 条件付き:高齢で持病や通院の負担を確認する必要がある | できる:成長が終わっており、通院と手入れを続けられる |
| 4. 喫煙 | 見送る:(喫煙のみで見送ることは通常ない) | 条件付き:喫煙中で、治療前後の禁煙やリスクの説明を受けて進める | できる:非喫煙、または禁煙している |
| 5. 歯周病 | 見送る:進行した歯周病を治療せずに進める場合 | 条件付き:歯周病の治療を先に行い、状態が安定してから検討する | できる:歯ぐきの状態が安定している |
表の真ん中の列、「条件付きでできる」がいちばん幅広いことに気づかれると思います。ここに入る方が、実は相談に来られる方の多くを占めます。「できない」と決めつけて調べるのをやめてしまう前に、自分がどの列に入りそうかを見当づけてみてください。
条件1|顎の骨――「足りない」は「不可能」ではない
人工歯根は骨に埋めて支えるので、埋める場所の骨の高さ・幅・硬さが土台の条件になります。歯を失ってから時間がたっていたり、歯周病で骨が減っていたりすると、そのままでは埋められないことがあります。ただし、多くの場合それは「補えば進める」条件で、骨を増やす処置を組み合わせる道があります。処置ごとの向き不向きは、インプラント案内ページの骨再生治療の項をご覧ください。骨の状態は外から見えないので、この条件だけはCTで数字を見ない限り判断できません。
条件2|全身の状態――持病より「コントロールされているか」
厚生労働省が公開している一般向けの資料では、心筋梗塞、糖尿病、金属アレルギーなど複数の疾患について、状態によっては治療を受けられない可能性があることが示されています(参照:厚生労働省「インプラント国民向け情報提供(安心してインプラント治療を受けるために)」 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shika_hoken_jouhou/dl/01-03.pdf )。ここで大切なのは、病名そのものより「今どのくらい安定しているか」と「どんな薬を飲んでいるか」です。たとえば糖尿病であれば、数値が落ち着いていて主治医と連携が取れる状態なら条件付きで進められることがあります。骨粗しょう症の薬の一部や血液を固まりにくくする薬は、種類と期間によって判断が分かれるため、お薬手帳の情報が欠かせません。
条件3|年齢――上限より下限が問題になる
年齢については、高齢だからできないと考える方が多いのですが、実際に線が引かれやすいのは若い側です。顎の骨がまだ成長している年代に人工歯根を埋めると、周りの骨や歯が動いても人工歯根だけが同じ位置にとどまり、後で段差が生じることがあるためです。一方、高齢の方は年齢そのものより、持病・服薬・通院と手入れを続けられるかどうかで判断します。千葉駅周辺にお住まいのご高齢のご家族についてご相談いただくケースでも、まず確認するのはこの3点です。
条件4|喫煙――「できない」ではなく「リスクを上げる」
喫煙は、それだけで治療を見送る条件にはなりにくいものの、人工歯根と骨の結合や、治療後の周囲の炎症に不利に働くと考えられています。同学会の資料でも喫煙が問題になると明記されている通りです(参照:同学会「よくあるご質問」)。だからこそ、喫煙している方は「条件付き」の列に入り、治療前後の禁煙やリスクの説明を受けたうえで進めるかどうかを判断することになります。
条件5|歯周病――順番の問題
歯周病がある方については、同学会が、歯周病の患者ではインプラントの残存率が低いため、先に歯周病の治療を優先すべきだとしています(参照:同上)。これは「できない」ではなく「順番がある」という意味です。歯周病を起こす細菌が残ったままだと、人工歯根の周りにも同じような炎症が起こりやすくなるため、先に歯周病の治療を終え、歯ぐきの状態が落ち着いてから検討する流れになります。
条件付きの人はどう進める?
骨・持病・喫煙・歯周病それぞれの整え方
「条件付き」の列に入った方にとって大切なのは、その条件を「どう整えれば次の列に進めるか」です。厚生労働省の同資料でも、歯周病への事前の対応や、日頃のセルフケアと定期検診の重要性が挙げられています(参照:同資料)。条件ごとに、整え方の方向性を見ていきましょう。
骨が足りない → 増やす処置を「先に」または「同時に」
骨の不足は、処置で補える見込みがあれば条件付きに入ります。増やす処置を先に行って骨ができるのを待ってから埋める場合と、埋めるのと同時に行う場合があり、どちらになるかは足りない量と場所で決まります。期間と費用が上乗せされる点は、最初にお伝えしています。
持病がある → 主治医との連携で「安定した状態」をつくる
持病がある方は、内科などの主治医と情報を共有しながら進めます。血糖値や血圧の状態、服薬の内容と期間を確認し、外科処置に支障がない状態かどうかを判断してもらうことが「条件付き」から先に進む鍵です。ご自身で薬を中断することは危険ですので、歯科だけで決めるのではなく、主治医の判断を仰ぐ形になります。
喫煙している → 期間を区切った禁煙から
喫煙している方には、治療の前後の一定期間だけでも禁煙していただくことをおすすめしています。一生やめる決心がつかなくても、「この治療の間だけ」と期間を区切ると取り組みやすい方が多いです。禁煙がリスクをどのくらい下げるかは個人差があり、お約束できるものではありませんが、条件を良い方向に動かす数少ない要素の一つです。
歯周病がある → 先に治し、メンテナンスの習慣をつくる
歯周病がある方は、まず歯周病の治療で歯ぐきの炎症を落ち着かせることが先です。ここで身についた歯間の清掃や定期的な検診の習慣は、そのままインプラント治療後の手入れにつながります。順番を守ることが、結果的にインプラントを長く保つ土台になります。
初診の前に手元にそろえておくと話が早いもの
- お薬手帳(服用中の薬の名前・量・期間が分かるもの)
- 持病の名前と、直近の検査数値(血糖値・血圧など)が分かる資料
- 他院で「骨が足りない」などと言われた場合は、その内容のメモ
- 喫煙の本数と年数、やめる意思があるかどうか
- 歯周病の治療歴と、最後に歯石を取ってもらった時期
千葉駅で「自分は対象か」を
確かめるには
5つの条件のうち、自分で分かるものと、検査で分かるもの
5つの条件のうち、年齢・喫煙・持病の有無はご自身で分かります。一方、骨の量と歯周病の進み具合は、レントゲンとCT、歯ぐきの検査をして初めて分かります。つまり「自分は対象か」の答えの半分は受診前に見当がつき、残り半分は検査で埋まる、ということです。千葉駅の改札を出ずに立ち寄れる当院では、初回に問診で前半を、撮影と歯ぐきの検査で後半を確認し、その日のうちに「あなたはどの列に入りそうか」をお伝えするようにしています。
「条件付き」だった場合の進め方、骨を増やす処置の種類、料金は、インプラントのトップページで確認できます。「できない」に近い結果だった場合も、入れ歯やブリッジを含めた別の道をあわせてご説明します。
当院でできること
- 千葉駅改札内直結、年中無休で夜20時30分まで診療。通勤・通学の途中に「対象かどうかだけ確認したい」というご来院にも対応しています
- レントゲン・歯科用CT・歯ぐきの検査を院内で行い、骨の量と歯周病の状態を初回に把握します
- 完全個室で、お薬手帳や検査数値を一緒に見ながら、5つの条件をどの列に当てはめるかご説明します
- 持病のある方は、必要に応じて主治医への問い合わせを当院から行い、連携して進めます
- オンライン・LINEでのご予約に対応。乗り換えの合間に合わせた短時間のご予約も可能です
よくある質問
「骨がない」と別の医院で言われました。もう無理ということですか?
血液をサラサラにする薬を飲んでいます。手術は受けられますか?
タバコをやめれば「できる」に変わりますか?
70代の親に受けさせたいのですが、年齢の上限はありますか?
歯周病で歯を失ったのですが、インプラントは向かないと聞きました。
まとめ|インプラントができない人かどうかは、5つの条件を3段階に当てはめて考える
インプラントができない人と決めつける前に、顎の骨・全身の状態・年齢・喫煙・歯周病の5つの条件を、「原則としてできない」「条件付きでできる」「できる」の3段階に当てはめてみてください。多くの方が入るのは真ん中の「条件付き」で、骨を増やす処置、主治医との連携、期間を区切った禁煙、歯周病の先行治療といった整え方があります。年齢は上限より下限が問題になりやすく、喫煙は「できない」ではなく「リスクを上げる」条件です。
ただし、骨と歯周病の状態だけは検査で確かめない限り分かりません。千葉駅で「自分は対象か」と迷っている方は、お薬手帳を持って、まずは確認だけの受診にいらしてください。
適応の確認にあたっての注意点
注意点
- 3段階の整理は考え方の目安であり、実際の適応は検査結果と全身状態をもとに個別に判断します。「条件付き」から先に進めない場合もあります
- 持病がある方は、服薬を自己判断で中断せず、主治医の判断を仰いだうえで治療の可否を決めます
- 骨を増やす処置を併用する場合、期間と費用が追加され、術後の腫れや痛みが強めに出ることがあります
- 喫煙・歯周病の既往がある方は、治療後にインプラント周囲の炎症が起こるリスクが高めと考えられ、より丁寧なメンテナンスが前提になります
- 外科処置に伴う痛み・腫れ・内出血、まれに神経のしびれなどの可能性は、適応の有無にかかわらず共通です
おおよその費用
インプラントは自由診療です。当院の料金は、インプラント手術(1本)150,000円、インプラントフィクスチャー50,000円、インプラントクラウン150,000円が基本項目で、必要に応じて2次手術(1本)50,000円とプロビジョナル(仮歯)50,000円が加わります。「条件付き」のうち骨が足りない場合には、ソケットリフト50,000円、サイナスリフト150,000円、骨造成(GBR)50,000〜100,000円のいずれかが上乗せになります(金額は税抜表示)。どの項目が必要かは検査後に決まりますので、総額はその時点でお見積もりします。
お支払いは現金でも、クレジットカードでも受け付けています。領収書は確定申告の医療費控除に使える場合がありますので、保管をおすすめします。
記載理由
医療広告ガイドライン(平成30年6月1日施行)に沿って、インプラントの適応について調べている方が、条件・費用・注意点を理解したうえで受診を判断できるように記載しています。
※注意点の現れ方には個人差があります。
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監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長 村上 翔 - 私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。インプラントの適応は、顎の骨・歯ぐき・全身の状態を検査したうえで個別に判断されます。ご自身が対象かどうか気になる場合は自己判断をせず、歯科医院での受診をおすすめします。
患者様の満足度調査を
実施しております。
少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。
日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、 診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、 そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。